スモックシャツのような被りのプルオーバーシャツを立体裁断によりクチュールのエスプリを解釈し作成致しました。 大きく落ちた肩ですが、背中から回り込んできている肩線になっており、立体的なアームホールのボリュームを楽しんで頂けましたら幸いです。 襟元のドレープも張り感のあるヘビーブロード素材の特徴で力強く、いやらしくならない用に型紙を作成致しました。

素材は、オーガニックの超長綿の35番単糸という太番手の糸を紡績し、静岡県にあるカネタ織物という、世界一の高密度を織り上げることが可能な機屋でnonnotteオリジナル素材として共同で開発した素材です。特徴はとにかく太番手を限界まで高密度に織り上げております。
今回素材に施した整理加工は、クリア仕上げという、よりドレスな表情のシャツをタフに着てほしいという願いからこのクリアヘビーブロード致しました。 狙いは、見た目はドレス要素とタフさはカジュアル要素。

綿100%ですのでもちろんシワにはなりますが、太番手の強さが現れた凹凸の皺はこの素材の表情の一つと感じてもらえたら幸いです。

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