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素材は、オーガニックの超長綿の35番単糸という太番手の糸を紡績し、静岡県にあるカネタ織物という、世界一の高密度を織り上げることが可能な機屋でnonnotteオリジナル素材として共同で開発した素材です。
特徴はとにかく太番手を限界まで高密度に織り上げております。
今回素材に施した整理加工は、クリア仕上げという、よりドレスな表情のシャツをタフに着てほしいという願いからこのクリアヘビーブロード致しました。
狙いは、見た目はドレス要素とタフさはカジュアル要素。
まずはタフさです。通常ですとシャツは番手は100番200番と、細ければ細いほど良いとの美学がございますが、私が考えるにそれでは一回着たらシワシワになる思い出しか無く、ケアが大変でなかなか手が伸びなくなった経験がございます。
ですが、ただ太番手でブロードを織り上げても、オックスのようにただの丈夫なカジュアル素材に纏まるだけです。
ドレスシャツに負けないほど高密度さで表面も美しすることが必要だと感じました。
ですが太番手の高密度は織れる機屋が無いなか、カネタ織物は開発に手を上げて頂き、長年かけてようやく完成しました。
綿100%ですのでもちろんシワにはなりますが、太番手の強さが現れた凹凸の皺はこの素材の表情の一つと感じてもらえたら幸いです。
それこそが細番手では真似できない魅力だと思い、私自身もノーアイロンで着用しております。
まだこの世に無いシャツ地素材ですので、長年着古してタフさを楽しんで頂けましたら幸いです。
今回のカラーは、1日の中で時間と共に表情を変える、日の出から日没までの時間に見られる太陽の光と夕日の間の一番美しい情景をイメージし切り抜き致しました。
今回より、立体裁断(ドレーピング)にて作られたシーズンを代表する型をDraping と名付け、 Type毎に毎シーズン発表を重ねていきたいと思っております。
こちらのDraping Shirt Type Bと名付けました半袖シャツですが、アームホールの解釈を従来のメンズシャツの原型からは大きく逸脱させております。
主な特徴は、見頃から立体的に繋げられたボリュームを、袖底という概念を一度忘れ、普段なら繋ぎ止められていた布地をパターンの線により解放させたようなイメージのスリーブが特徴となっております。
袖を下ろした時に方向性のついたドレープが現れ、それが身体を美しく、また新たなフォルムへと導けるような提案をさせて頂きます。
サイズ
裄丈 | 身幅 | 着丈 | |
4 | 49 |
67 | 64 |
---|---|---|---|
5 | 51.5 | 69 | 68 |
COTTON 100%
Made in Japan
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